【映像コント】多様性を認めまくる「ダイバーシティ先生」が授業をするとこうなる
グローバル化に伴って社会活動や経済活動のいたる所で叫ばれている「多様性=ダイバーシティ」。
社会に出る前の学校でだって「多様性を認める授業」をしなければいけないのかもしれません。
が、「多様性を認める授業」の意味がズレてしまった先生が現れると…。

チャイムの音とともに数学の授業が始まります。

生徒達が授業のノートや教科書を開いて準備をします。

今日は1次関数の応用の授業を行います。

と、ここで日高君が何か異変に気付きます。

日高君は先生に向かって「あのー」と異変を知らせようとし、先生が黒板から手を離します。

日高君は「東君が寝てるんですけど」と先生に告げ口します。

異変の正体は東君の豪快な居眠りでした。これは怒られるぞ…。

と思いきや先生は「そんなことか」と一蹴します。

さらに「今は多様性を認める社会なんだ。授業中に寝てたってなんだ。さあ授業を進めるぞ」と…。

先生の思いも寄らぬ反応に日高君は困惑です。

先生は本当に何事も無いかのように1次関数の授業に集中します。

と、またも日高君が何か異変に気付きます。

またも日高君は先生に向かって「あのー」と異変を知らせようとし、先生が黒板から手を離します。

日高君は負けじと精一杯憎たらしく「長谷川さんがスマホ使ってるんですけど」と先生に告げ口します。

さすがに足を机に投げ出してスマホを使ってちゃダメでしょ。

が、先生は「今は多様性を認める社会だと言ってるだろ」とこれにも寛容です。

日高君は先生が何度か言ってる「多様性」という言葉が腑に落ちない様子。

先生は続けて「授業中にスマホを使って何が悪い!さっさと授業に集中しねーか!」と…。

こんな姿勢でスマホを使うっておかしくないですか、と日高君はジェスチャーでアピール!

するも虚しく、先生は1次関数の授業に夢中で、図示し始めています。

日高君も授業に集中しようと再びノートに黒板を写します。

が、やっぱりそわそわと何か異変に気付きます。今度はさすがの日高君も半笑い。

それでも日高君は先生に向かって「あのー」と異変を知らせようとし、先生が黒板から手を離します。先生はすでに若干不機嫌そう…。

日高君はめげずに「松井君が後ろの黒板で授業を始めています!」と先生に告げ口します。

これは先生の数学を冒涜するようなものだし、ダメに決まってますよね!

という日高君の想いは全く届きません! 先生は「お前は多様性というものが認められないのか!後ろの黒板で勝手に授業を始めて何が悪いんだ!」と怒鳴ります!

「いやいや、さすがにまずいでしょ!」と日高君も食い下がります。

しかし先生は「そんなのは人の自由だろ!人間はそれぞれ考え方があるんだ!」と。恐るべきダイバーシティ先生!!

とにかく日高君は授業に集中するしかないと決心します。

と言っても、右の席には寝ている東君がいるし。

左の席には行儀悪くスマホを使ってる長谷川さんがいるし。

後ろの黒板では松井君が授業をしているし。

集中しよう、集中しよう、集中しよう、集中しよう、集中しよう…。

としても無理に決まってるだろ! 日高君は机を叩きながら立ち上がります!!

そして「お前らいい加減にしろ!授業を聞きたい人だっているんだ!」と言い放ちます!!!

教室がシーンと静まる中で先生が日高君をまじまじと見つめます! 日高君の名言についに感動したのです!!

となれば良いのですが、日高君は叩かれる始末。「授業中に席を立つ奴があるか!」と怒られます。

先生、俺の多様性は認めてくれないんすね…。

多様性って何ですが…。
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